- sato3005
- 4月7日
- 読了時間: 2分
社内でも研究会を設けている生成AIを用いて、今週の一言のネタ出しを行いました。今回は「ChatGPT」を使って、「建築の新しい材料にまつわるコラム(少し専門的でもOK)」とお題を出したところ、以下3つの最新素材について簡単な説明と参考元が提案されました。
1.セルロースナノファイバー(CNF)
木材から得られる繊維で、鋼鉄の5倍の強度を持ちつつ、重量はわずか1/5。透明フィルムにもなるため、構造材からファサード用途まで期待される。
2.マイセリウム(菌糸体)
キノコの根にあたる部分を発酵・培養して形成される断熱材。軽量で耐火性があり、完全に生分解可能。
3.相変化材料(PCM)
温度変化に応じて相(固体⇔液体)を変化させ、蓄熱・放熱する。断熱材として建物の省エネ性能を向上させる。
今回提案された素材は、私自身あまり馴染みのないものでしたが、どれも実際に存在する技術であることに驚かされました。正直、生成AIには“情報の真偽があいまい”という印象を持っていたのですが、直感的な問いかけにも関わらず、ある程度的を射た答えが返ってきたことに感心しています。
従来のように検索ワードを羅列して情報を探すのではなく、欲しい情報に早くたどり着けるという点で、AIは新しい情報探索の手段になりうると実感しました。
生成AIの普及はこれからますます進んでいくと思いますが、どの分野でどのように活用されていくかはまだ未知数である、と認識しています。構造設計に携わる立場として、この技術をどう取り入れるべきか今から意識しておく必要があると感じる良いきっかけになりました。
(「ネタに困ってchatGPTにぶん投げてみたら意外にちゃんとした気づきを得られてびっくり。しかも文章校正もできてえらい!」というのが本音です。)
Y.Y.
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