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 7月から陸路(一部空路)で欧州を目指す学生がお盆の頃は中央アジアにいるというので合流させてもらった。考えてみれば土日~土日9日間以上の旅は20数年ぶりである。行先はアゼルバイジャン~ジョージア~アルメニア。令和のバックパッカーは昭和とは全然違った。

◆出発編

 昭和の時代、格安航空券は専門の業者で買うしかなかった。どんな便があるかも自分で調べるのは至難の業。

窓口で提示された航空会社、値段を比較して決めた。今はネットで検索。細かいところまで様々な希望、可能性を比較できる。安さを優先したら、ドーハ経由となった。

 荷物を並べてビックリ。少ない、とにかく軽いのである。分厚い地球の歩き方(迷い方?)もない、時刻表もない、フィルムもいらない、交換レンズ、三脚も不要。カメラ自体、軽くなってる。カサも重量も半分以下での出発となった。携帯は利用範囲の広いアハモに乗り換えた。

 ~現地編へ続く


写真

ドーハのトランジットは5時間。アトリウムも北欧とは逆の目的?本物の木が清々しかった。


【W.I.】


 近年、書店にいって本を購入することがすっかり少なくなりました。

先日久しぶりに最寄り駅の書店の建築関係の参考書コーナーに立ち寄りました。

あまり大きな書店ではないので、本の種類も多くはありません。

その中で2冊、目を引く本がありましたので紹介します。

 

■ヤマダの木構造(https://www.ysd-office.com/books)

 山田憲明氏が手掛けた実物件が紹介されており、構造計画の工夫がわかりやすくまとめられています。

 みなさんの業務に活かせるアイデアが見つかるかも??

 

■サクッとわかる鉄骨造のつくり方(https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767827025)

 鉄骨造の柱脚、継手等のファブでの製作過程、現場監理等について、数多くの写真で説明がされています。

 なかなか鉄骨造の現場を見ることが無いので、大変参考になります。

 

但し、上記の本は、その書店では購入せず、ポイントがつくネットで購入しましたとさ。

【H.W.】

 以前、「三項式キューブ」という組立てパズルの紹介文を読み、「ホフマンキューブ」と呼ばれている箱詰めパズルを思い出しました。このパズルは、27個の直方体を立方体のケースに収めるという単純なルールのパズルですが、難解パズルとして有名です。このパズルが成立する仕組みは、以下の数式に示すように、3つの正数(abc)に対する相加平均と相乗平均の関係から保証されています。

(abc)/3≧(abc)1/3より、(abc)3≧27(abc)

 この不等式は、3辺の長さがそれぞれabcの直方体27個の体積が、1辺の長さがabcの立方体の体積を超えないことを表していますので、27個の直方体を立方体の中に、はみ出さずに詰め込むことができることになります。正数を1つ減らした2つの正数(ab)の場合は、2辺の長さがそれぞれabの長方形4枚の面積が、1辺の長さがabの正方形の面積を超えないことを平面図形で簡単に表せますが、3つの正数(abc)の場合は、高さという尺度を1つ増やすことによって平面では表現できない多様な情報量を与えることができます。さらに、時間という尺度が現実の立体構造物には付与されます。この時間尺度を持続性や継続性の視点から捉える普遍的な取り組みがより一層求められています。

【N.Y.】


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