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とんでもなく暑い夏が終わったと思ったら、あっという間に冬に備える季節がやってきた。

まずはストーブのメンテナンス。錆が出そうなところは耐水ペーパーで磨いて、全体を耐熱塗料で仕上げる。雪になる前に薪ももっと作らなくては。20年前に買ったチェーンソーが今年壊れてしまったので取り急ぎ新調した。以前のは国産だったが新しいのはスウェーデンのハスクバーナ社製。重くてかかりにくくて苦労するがパワーは上々だ。

夏の家にある開放タイプの薪ストーブはお洒落だが燃焼効率が今一つ。毎年の恒例行事として凍結防止に水道の水を抜き小屋仕舞いをして、カナダの鋳鉄製の頼もしいストーブが待つ丸太小屋に引っ越しだ。

自分で木を切ったり割ったり、乾かしたり燃やしたりすると、樹種による性質の違いや燃焼のしかたを体感できるのがとても面白い。

昔、コマーシャルで「大統領のように働き、王様のように遊ぶ」というコピーがあった。優雅さのかけらもなくホコリと油にまみれたが、週末の1日、冬支度を思いっきり遊んだ。さあ、月曜日!遊びと生活と仕事の間に明確な境目など無いが、疲れは残さずしまっていこう。【I.S】


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