田舎に土地と明治期の建物がある。もう数十年誰も住んでいない。空き家解体の助成金制度があったので活用した。とはいえ、田舎は広い。更地にするのに上限の4倍かかった。本来、建物を解体したら、建物滅失登記の申請をしなければならない。ところが家屋番号がない。建物が登記されていなかった。結果、家屋滅失の届出だけで済んだ。 次に土地。こちらも明治期の方の名義のまま。数次相続の相続登記がいる。建築と不動産は当たらずとも遠からず。勉強がてら、自分でしてみる。先祖代々の?謄本。今まで知らなかった歴史が。妻を若くして亡くしたり、出生した二日後に死亡したり。母子ともに健康とは本当に重い言葉に思えた。 遺産分割協議書は枝分かれした相続者全員の実印が必要となる。情報はメールで共有できても、書類はコロナ禍、郵便リレーになる。手元に戻ってくるのはいつになるだろうか。
【W.I】
写真右:土葺きの瓦屋根。耐震的には非常に重い建物。
写真左:母屋(おもや)の母屋(もや)、とても立派な木材。古材利用されるのだろうか。
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