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蕎麦や饂飩を食するとき上品でなく上手に食べることを意識する。他者の食べ方を観客として見たとき、上品または空気の混入量が少ない食べ方がいかにも不味そうに見えたのが発端である。

洋の東西を問わず(東西以外の南北や中間地域は除かれると思う)背筋を伸ばして頭を動かさずに食するのが上品に見える。従って品なくするには口が箸を迎えに行かなければならない。また箸で口に送りながら「啜る(人体の機構上最も匂いを感じる方法で、ワインやコーヒーのテイスティングでも使われる)」と、和風の上品さを感じるため箸送り禁止。そして上手に=飛沫を飛ばさずに食すること。意識するだけでは上達していないが練習もしていない。叶えられることを期待して日々願っている。

I.K.

  • 5月19日

カホンという楽器をご存知でしょうか。

ペルー発祥の打楽器で、箱の上に腰かけて、手で叩くあれです。叩く場所や叩き方によって様々な音色がでます。奥が深いですが打楽器を何かやったことある人なら割とすぐそれっぽい雰囲気を出せる、良い楽器です。「フラメンコなどでも演奏されることで有名ですが、実はフラメンコの本場スペインとカホンの歴史は比較的新しく、1970年頃に持ち込まれたのが初めてといわれています。(出典:https://www.soundhouse.co.jp/)」

何で買ったかは覚えていませんが、おそらく映画「ジターノ」(2001公開)を見て感化されたのではないかと思います。家具としてイスにもなります。それほど音は大きくありません。欲しい人がいましたらお知らせください。

M.O.

 スペインに行ってきました。バルセロナから入ってグラナダ、コルドバ、セビリア、マドリード、ビルバオなどを巡ってきました。降り立ってまず感じたのが、昼間がとても長いこと。緯度は日本とそれほど変わらないので時計が指す時刻と太陽の位置の関係でそう感じるのでしょうが、夜21時を過ぎてもまだ明るい。昼間が長いためか午後にシエスタというお昼休み制度があり、その間2~3時間ほどはたいていのお店が閉まります。お昼休みを挟むせいなのか食事は1日5回、夕食は普通に22時頃からになるので一日中なにか食べている感じです。また、みなさん周りを気にせず自分のライフスタイルを重視して気ままに楽しんでいます。地下鉄のホームでギター弾き語りが始まって居合わせた人も陽気に口ずさんだり、公園では芝生に寝そべって日光浴をしたり。渋谷の高架下にあるようなスプレー落書きも至る所にあって社会問題にもなっているようですが、良くも悪くも日本にはない緩さがありました。

 マドリード滞在中、スペイン全土に及んだ大規模停電にも巻き込まれました。電車など交通機関だけでなく、携帯電波も不通、キャッシュレス決済もできず。東日本大震災直後の都内のように帰宅困難者が街に溢れ、通常であれば1時間ちょっとの距離を8時間かけて、何とか宿に戻ることができました。そんなトラブルもありつつ、名建築を巡り、美食を堪能し、スペイン文化に触れる充実した旅になりました。

T.O.

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