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 町を歩いていると、ふと気になる建物等に遭遇します。今回は清澄公園近くの「130年前のコンクリート塊」を紹介します。場所は、人形町から墨田川に架かる清洲橋を渡ったところに生コンクリート工場があり、その工場の正門あたりにコンクリート塊が置いてあります。

 その案内を見ると、「明治27年に製造されたコンクリートブロックで、横浜港の防堤基礎として海中に沈設されたものを、港改築(昭和6年)の際に引き上げられたもの」と記載されています。130年前のコンクリートですが、劣化(もろさなど)なく結構健全です。

 また、新しい紙幣の渋沢栄一さんが関わった工場であることも示されています(以前は無かったけれど)。


 墨田川からも近いため(清澄庭園からも)、散歩する機会があれば、立ち寄ってみてはどうでしょうか。

【K.M.】


川崎大師平間寺では毎年7月に風鈴市が行われています。久しぶりに気に入ったのがあればと出かけてきました。

あいにく名入れ厄除だるま風鈴が売り切れで残念でしたが

いろいろな風鈴の音を聴き比べてガラスより余韻がながく楽しめる

南部風鈴を購入しました。

他にも日本全国の風鈴が一堂に会するので来場者も、故郷を懐かしむ人、造形を楽しむ人、

音色を比べる人と真夏の炎天下で老若男女問わず大勢の人が好みの風鈴を探していました。

 

風鈴の起源は中国の唐時代の占いの道具「風鐸」が由来といわれています、これが6世紀ごろ仏教とともに伝わったというのが通説らしく邪気を払う効果あるものとして寺の軒の四隅に吊るされ、平安時代に厄除けとして貴族の軒先に吊るされるようになったそうです。

風鈴の音を聞くと涼しく感じるのは日本人だけで、脳が「風鈴が鳴る→風が吹いている→涼しい」って勘違いしているだけらしいのですが条件反射で実際に体の表面温度が下がるのもおもしろいですね。

【C.F.】


猛暑が続くので、なにかすぅっと涼しくなる話題を・・・と思いましたがネタが思いつかず、夏らしい話題を。

お盆中の8/14に山梨県北杜市(ほくとし)明野(あけの)というところにひまわりを見に行ってきました。この地域は日照時間が長いことで知られており、5月中旬から種を蒔き、7月中旬~8月下旬に40万本のひまわりを咲かせています。

ひまわりはいつも太陽の方向を向いていることから「向日葵(ひまわり)」と呼ばれるようになった、ということで、満開のひまわりの花が太陽の方向をあわせて動いていく、と思っていました。が、ひまわりが動くのは花を咲かせる前の伸長成長をしているときで、花を咲かせると東に向きを固定しほとんど動かなくなるそうです。

写真はひまわり畑を見渡す高い場所からお昼頃に撮ったものですが、確かにひまわりの花はおおよそ東を向いていることが後から地図を見てわかりました。

今年は8月初めに豪雨と強風があり、一昨年2022年の同じ日8/14に撮った下の写真と比較するとちょっと寂しい感じですが、夏らしい風景でした。

【K.H.】

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