町を歩いていると、ふと気になる建物等に遭遇します。今回は清澄公園近くの「130年前のコンクリート塊」を紹介します。場所は、人形町から墨田川に架かる清洲橋を渡ったところに生コンクリート工場があり、その工場の正門あたりにコンクリート塊が置いてあります。
その案内を見ると、「明治27年に製造されたコンクリートブロックで、横浜港の防堤基礎として海中に沈設されたものを、港改築(昭和6年)の際に引き上げられたもの」と記載されています。130年前のコンクリートですが、劣化(もろさなど)なく結構健全です。
また、新しい紙幣の渋沢栄一さんが関わった工場であることも示されています(以前は無かったけれど)。
墨田川からも近いため(清澄庭園からも)、散歩する機会があれば、立ち寄ってみてはどうでしょうか。
【K.M.】