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 田舎に土地がある。最初は市の助成金を使って老朽化した空き家家屋を解体した。住んだことはないが子どもの頃、泊まりに行った家なので一抹の寂しさはあった。

 更地になり次の作業は所有権の移転。ひいじいさんや、ひいひいじいさんのままなのだ。法務局に行くと予約制の相談窓口がある。遺産分割協議書や相続関係説明図の書き方を教えてくれる。隠居、家督相続などなど戸籍のどこに書いてあるのか分からないが、教えられるままに書類は作った。

 故人の戸籍謄本もあちこちに分散していて難儀した。本籍を移していたり町名も変わってる。

 最後は協議書の実印集め。郵便でやり取りしたり近くにまとまっている人は伺って、いただいた。数十年ぶりに会ういとこもいた。

2024年4月から相続登記が義務化される。その前に終わりそうである。

 残るは境界の確定。どこでも良いのだが胃が痛みそう。【W.I】

妻の父が土いじりが好きで、我が家に遊びに来るときによくプランター&苗を持ってきてくれます。

今年の夏は、アサガオ&トマトを育てました。こどもたちは最初こそは興味を持って毎日観察していましたが、数週間で徐々に興味が薄れていき、水やり・観察は私の毎朝のルーティンになりました。

トマトは夏の強風で一度茎に損傷を受けた影響で、あまり多く実らず、、

アサガオは、最初、葉っぱはよく成長しましたが、9月になるまで花は咲かず、、

これは育て方を間違えたか、と思っていましたが、9月初旬に次々を花を咲かせるようになりました。

家のフェンスにそって、バルコニーまで縦横無尽に伸びています。

徐々に葉っぱのボリュームが減ってきたのでそろそろおしまいかな、とさみしい気持ちとなる一方、片付けが大変だなと思う今日この頃です。【H.W】


 免疫システムは、抗体DNAのランダムな再編成と突然変異によって、100万通り以上に及ぶ抗体を準備し、この中のどれかがいざという時に役立てばよいという戦略を採用している。つまり、無作為に大きな過剰を作り出すことによって抗体の多様性を生み出し、不測な事態に備える仕組みを構築している。これは、人間が設計図に基づいて構造物を効率的に構築する方法に比べて、極めて対照的な構築方法である。

 多様性を生み出す無作為な過剰さは、未知の環境との遭遇に対して、豊穣な選択肢を与える。過剰さは、一見無駄が多いように見えるが、超長期的な視点に立てば、想定外の事態に対する最良な対策であるということは、過去数億年にわたり生命が連綿と続いてきた事実が証明している。過剰は効率を凌駕する。

 なお、脳内神経回路網を数理的にモデル化した階層型のニューラルネットワークが、入力層と出力層の間に設ける中間層を深くする(階層数を増やす)ことで、多くの問題に対して、従来の方法を大きく上回る性能を発揮している。層数の量的増大が複雑かつ高度な情報処理を行う可能性を広げている。


 物理学者のフィリップ・アンダーソンは、「More is different」という有名な言葉を残している。これは、量が増えると、集団として新たな性質が加わる(様相が変わる)ことを表した言葉のようで、「量の変化が質的変化を伴う」ことを端的に表している。【N.Y】

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