CASE STUDY

特別養護老人ホーム 花畑あすか苑

枠組壁工法としては国内最大級の規模となる「花畑あすか苑」は、地上5階建て、延べ面積約9800㎡、居室160室を有する特別養護老人ホームです。1階をRC造として計画することで、プラン自由度の確保と水害時の被害軽減に配慮するともに、上から4層を木造とすることで1時間耐火構造による計画を実現しています。また、木造部分の構造では、カナダで開発された高強度耐力壁Midply Wall System(ミッドプライウォール)やタイダウンシステムの採用、個室部分の箱組ユニット化による施工合理化などの先進的な技術を取り入れており、平成26年度の国土交通省木造建築技術先導事業に採択されました。

建築概要

所在地東京都足立区
規模地上5階建
延床面積9773.24㎡
構造種別1階/鉄筋コンクリート造
2~5階/木造枠組壁工法(1時間耐火)
用途特別養護老人ホーム
竣工年2016年
建築・設計メドックス
構造設計日本システム設計
施工三井ホーム
写真太田拓実

受賞歴

COFI中層木造建築デザインアワード 2018 受賞

掲載

新建築 2016年11月号

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