CASE STUDY

協同組合オホーツクウッドピアCLTセミナーハウス

CLTパネル工法という構造形式を採用した非住宅建物としては国内第1号であり、国内では初めてカラマツ材CLTを使いました。また窓はCLTパネルの組合せではなく、約5m幅の大版のCLTパネルをくり抜いてつくりました。

外装

外観は、施主在庫の木製サッシ及び支給の外断熱パネルを使うという条件のもと、大版CLTくり抜きポツ窓のファサードとし、オホーツク地方名産のホタテや玉ねぎをイメージした生成りの白をベースに、軒天部にアイヌの藍染めの濃青をアクセントカラーとして採用しました。

内装・建築計画

外断熱を採用することによって、内装は全てカラマツCLTパネル現しとすることができました。床・壁・天井全てCLT躯体現しのため設備機器・ダクト・配管・配線・CLTパネル接合金物などは露出となっています。暖房は温水循環式パネルヒーターを採用しました。
使えるところ全てにCLTを使うというコンセプトのもと、階段、間仕切り壁、洗面台のカウンターなどもCLTでつくりました。

建築概要

所在地   北海道北見市留辺蘂町旭東
規模   木造2階建て
面積  143.5㎡
構法CLTパネル工法
用途   会議室・休憩室
竣工年   2015年
設計・監理日本システム設計
構造設計日本システム設計
施工   物林
​備考1 時刻歴応答解析・大臣認定

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